浴室,お風呂リフォーム
浴室のサイズ
ユニットバスのサイズは、浴室の内径の幅・奥行きを略した数字4桁で表します。全メーカー共通の呼び方で、例えば1000mm×1400mmは1014となります。坪数(浴室の広さ)とは異なります。
ユニットバスによってどのサイズの取り扱いがあるか(製造されているか)は異なるため、まずはご自宅のユニットバス内を測ってから商品検討に入ると楽に進められるのでおすすめです。
サイズの測り方
①間口と②奥行きの2辺の長さと高さを測ります(内形寸法なので、浴室内からサイズを測れます)。また、浴槽・窓・ドアなどのサイズも測っておくとご相談がスムーズに進みます。
お風呂・ユニットバス
選び方・注意点
浴室のリフォームは、15~20年が目安と言われています。
浴室内部にカビや汚れが目立ち始めたり、ぱっと見はきれいでも内部の劣化が始まっているなどの理由からリフォームを検討し始める時期でもあります。家族構成の変化などで見直したい、といったお客様も多いです。
この時、選び方を知っておくと迷いにくく、注意点を理解しておくとスムーズに進められます。現在のお風呂は長年使っていて久しぶりにまた、初めて取り替える、という方は特に選び方・注意点の把握でリフォームが楽になりますので、ぜひ知っておきたい知識です。
リフォームに際して気になるのが、費用、工事日数、リフォームのポイントなど。こちらでは、お風呂場を丸ごと交換するにあたって役立つリフォーム実例や浴槽の素材による違い、リフォームのポイントをまとめました。
予算からお風呂・浴室リフォームを考える
お風呂をリフォームする時の選び方は様々ですが、予算からお選びになる方はとても多いです。
いくらぐらいの予算が多いかという点ですが、レイワハウスリフォーム調べの費用・価格帯から見ると、こちらのグラフのようになっています。
当店では様々な価格帯のお風呂・浴室リフォームプランをご用意しています。ご注文の中で最も多いのが50万円~100万円で、半数に達しています。次いで100万円~150万円が27%と続き、100万円以上は全体の3割を占めるという結果になりました。予算組み立ての際、参考にしてみてください。
こちらの結果からは、パッケージプランにオプションのパーツをつけたり、デザイン面でこだわりたい部分があるお客様が多くいらっしゃる傾向が見えてきます。
しかし、プラスアルファにこだわる気はないので最低限の機能があってシンプルな方が良いという方もいらっしゃるのがお風呂。そういったご要望にもお応えし、お喜びいただいていることが50万円以下が1割超を占めているところから分かります。
浴槽の素材
お風呂を選ぶ時、ポイントの一つとして見比べたいのが浴槽です。お風呂の時間で「湯船に浸かる」ことが大事という方は特に注目してほしい重要なパーツです。
浴室内で半分を占めるといっていいほど大きなものなので、こだわりをお持ちの方や、今回のリフォームではこんなふうにしたいという希望をお持ちの方も多くいらっしゃいます。ユニットバスの選び方に迷ったら、浴槽に着目してみるのもおすすめです。
形状はもちろんですが、忘れがちなのは素材です。FRPや人工大理石など、商品によって、用意されている浴槽は様々です。また、素材の違いではありませんが、ユニットバスのサイズによって入れられる浴槽が限られる場合があるのが注意点です。好みやライフスタイルに合ったものをしっかり選びたい部分です。
設備やパーツのオプション
ユニットバスの取替は、今までなかった設備を追加するチャンスです。
商品やグレードによっても選べるオプションは様々。以前にはなかったオプションが出ていたり、同じパーツでも進化していたりしますので、プラスアルファの設備もぜひチェックしてみてください。
ただし、選べるオプションはメーカーや商品によって異なるのが注意点です。
「床ワイパー洗浄」が欲しいとなったらTOTO、「まる洗いカウンター」はLIXIL、「酸素美泡湯」はパナソニックというように、各メーカーが個性豊かなオプションを発表しています。
他にも、同じメーカーでも特定のオプションに対応している商品は○○と○○といったように分かれていることがあるので、希望のオプションが決まっている方は注意が必要です。
見た目を好みにカスタマイズするデザイン面のオプションや機能面の向上だけでなく、お風呂をリラックスのための場所として考え、浴室テレビなどのゆったりとくつろぐためのオプションを追加する方が増えています。
また、ヒートショック対策を講じたい、花粉等の対策で洗濯物を内干ししたいといった需要は年々増えており、 浴室換気暖房乾燥機 も人気を集めているオプションです。
お風呂・浴室リフォームポイント
予算別の例をご紹介し、素材やオプションなど、お風呂の選び方として参考となるポイントや注意点をいくつかご案内しました。これらを踏まえ、お風呂に求めるものは何か?を把握してからリフォーム商品を選ぶことが大切です。
リクシル、TOTO、パナソニックと、システムバスを発売しているメーカーは多くあります。さらに各メーカーから種類もグレードも様々な商品が出ているため、最重要視するポイントを決めておかないとかなり目移りしてしまいますし、リフォームした後で、やっぱりココが…という後悔につながります。
費用なのか、機能なのか、見た目なのか。もっとも大事にすることを一つ決め、優先順位をしっかりとつけて検討することがとても大事です。
冒頭でもお伝えしたように、お風呂・浴室のリフォームは、15~20年が目安と言われています。
何年も使ううちに家族構成やライフスタイルの変化があった(これからある)というご家庭も多く、デザイン性や機能面だけでなく、メンテナンス性に重きをおいたチョイスをしたり、バリアフリーを考えたオプションを選ぶ方も増えています。
選び方も注意点も、リフォームをするご家庭により様々。リフォームをご検討の際、今後どういう使い方をするかについても一考してみてください。きっとより満足のいくお風呂・浴室リフォームにすることができます。